ファイルローグ事件
- 概要
- 原告・被告
- 原告 レコード会社19社
- 被告 会社Y
- 事件内容
- Yはピアツーピア技術を用いて中央サーバ(Yサーバ)を設置
- インターネッツを経由して好きなファイル(音楽ファイルや商業アプリケーションなど)を無料でダウンロードできるサービス(ファイルローグと呼ぶ)をしていた
- 原告・被告
- 判旨
- 解説
- 見解
被告Yから考えてみる・・・・
まず疑問にあがるのが、著作権を侵害してると知りながら利益向上を図るメリットはあるか?
また利益とはどこから発生するのか?
この2つだろう
利益の発生源は広告掲載収入によるものだろう、実際一日で千〜万単位でヒットするページなら広告業者も喜んで掲載するはずだ。クライアントに広告を掲載すればあらゆる広告手段の中で最も効果のある方法だったかもしれない(実装予定にあった)
クライアントを商業ベースにする予定も会ったらしい
次にメリット
別に利益向上を図ってたわけではないと思う
自由なファイル交換の場を提供という思想を元に作られたため、違法ファイル交換の実態を知っていても遮蔽措置をとらなかったと推測できる
しかしその判断が結果として、なんでもダウンロードできる魔法のソフトとして間違った認識を定着させてしまったと考えられる
人間、タダの言葉に惹かれないはずがない、自ずと広まりそれが利益向上につながってしまったのだろう
ファイル交換の場を提供するだけであって交換自体に違法性はない、交換するファイルの違法性云々は利用者の判断でありYは関係ない
しかし裁判所は許さなかった
とある金の亡者の管理団体によって槍玉に挙げられてしまった、と考えている
その団体が言うには、売り上げが落ちることは作曲活動に悪影響を与える、との事だ
果たしてそうだろうか?多少は出るとは思うが彼らが強調するような深刻な問題はでないだろう
売り上げが落ちて困るのはお前らだけだろといいたい
実際、ファイル交換によって自分の作品をより多くの人に聴いてもらえると、ファイル交換を歓迎するアーティストも結構多い
金儲けしか考えない管理業者なんぞとっとと滅んでほしい